・飛行機の中ってなんであんなに乾燥してるの?
・機内に持ち込める乾燥対策グッズを知りたい!
飛行機での移動時間、乾燥で喉がイガイガしたり目が乾いてシュパシュパしたりすることはありませんか?
この記事では機内での乾燥にまつわるお悩みを解説していきます!
この記事でわかること
喉を痛めやすい・ドライアイ・乾燥肌な私は飛行機の中での乾燥対策が欠かせません。そんな私が乾燥対策について徹底解説していきます!
記事前半では飛行機内がなぜ乾燥しているのか、記事後半では乾燥対策にオススメなグッズを紹介していきます。お金をかけずにできる乾燥対策も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください♪
乾燥でコンディションが悪くなったせいで、せっかくの旅行が楽しめなかった…なんてことにならないように、しっかり準備していきましょう!
飛行機の中が乾燥している理由
機内が乾燥しているのは結露を防ぐため
飛行機が飛んでいる上空はマイナス50℃の世界。機内温度や湿度を上げすぎてしまうと結露が発生して、金属の腐食や電子機器に影響を与えてしまう可能性があります。
また、結露が客席に流れてくる可能性もあるため、除湿を行い機体や客席の安全を確保しているのです。
機内の湿度は砂漠よりも低い⁉︎
飛行機の機内はほとんど湿度が10〜20%に設定されています。
人が室内で快適に過ごせる湿度は40〜60%と言われているので、そりゃ飛行機の中で乾燥を強く感じるわけです。
ちなみに砂漠ですら平均湿度が20〜25%なので、機内の方が砂漠より乾燥している場合も⁉︎
エコノミークラス症候群予防!水分補給も忘れずに
乾燥対策として、からだの内側から水分補給をすることも大切です。エコノミークラス症候群の予防にもなります!
エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢で座っているとひざの裏の血液が流れにくくなり、血栓ができてしまう病気のことです。体内の水分が少なくなると血液がドロドロになって、血栓ができやすくなります。
最近だと20代女性の死亡事例もあるので、年齢関係なく予防を心がけたいですね…。
【機内で行える旅行者血栓症の予防対策】
液体の機内持ち込みの注意事項(国際線)
国際線では液体物の持ち込みが制限されていて、持ち込める容器や袋のサイズまで細かく決められています。
え、これも液体扱い!?なんてアイテムもあるんです。荷物が機内持ち込み可能なものか?量やサイズは規定内に収まっているか?事前にチェックしてみてくださいね。
もし保安検査で没収されたら、悲しいことにその場で放棄しなくてはいけなくなるので…。
機内持ち込み制限の対象となる液体物 | |
霧吹きスプレー | ・美容スプレー ・美白スプレー |
クリーム、ローション類 | ・保湿クリーム ・ハンドクリーム ・化粧水 ・液状コンシーラー ・ボディローション ・スキンローション |
ジェル状リップクリームなど | ・ジェル状リップ ・ジェル状リップグロス・口紅 |
香水 | ・香水、トワレ、コロン |
ファンデーション | ・リキッドファンデーション |
液体石鹸 | ・ハンドソープ ・ボディソープ |
その他 | ・歯磨き粉 ・洗顔フォーム ・液体クレンジング ・液体マスカラやアイライナー |
この表は制限される液体物のリストから一部抜粋したものです。 (引用:量的制限の対象となる液体物のリスト)
ハンドクリームや歯磨き粉などクリーム状のアイテムも液体物に含まれるんですよね。マスカラやアイライナーなども含まれるなんて、以外で盲点なアイテムです。
除菌シート・ボディシート・クレンジングシートなど、シートに液体を染み込ませた製品は制限対象外なのでそのまま持ち込み可能◎
ちなみにこれからご紹介する乾燥対策グッズは、容器に詰め替えなくてもOKなサイズのアイテムだけに厳選しているので安心してご覧ください!
乾燥対策【肌】
肌の乾燥は肌トラブルの原因に
肌が乾燥するとバリア機能が低下して、かゆみ・赤み・ニキビなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
メイクをしたまま機内で長時間過ごすと肌に負担がかかるので、落としておく方がベターですが、状況によっては落とせなかったり落としたくないときもありますよね。
そんな方のためにメイクの上から使えるグッズや、顔以外全身に使えるバームを紹介します。
肌の乾燥にオススメのグッズ
乾燥対策【喉】
喉の乾燥は感染症の原因に
喉(のど)の粘膜が乾燥すると免疫機能が弱まって、ウイルスや最近から防御できなくなってしまいます。その結果のどが炎症して痛くなったり、感染症の原因にかかってしまうのです。
乾燥から体調不良に直結しやすい場所なので、しっかりケアしておきましょう。
喉の乾燥にオススメのグッズ
ケアを第一優先で買うなら個人的には龍角散のど飴を激推しします!!!乾燥でちょっと喉がイガイガするな〜って時も龍角散のど飴を舐めておけばすぐにスッキリします。(ちょっと味にクセがあるので、苦手な方は好きな味の飴を買ってください)
乾燥対策【目】
目にかかる負荷を軽減しよう
機内のモニターで映画を見たり、スマホを集中して見たりしていると、瞬きの回数が減って乾燥しやすくなります。
加えて機内も乾燥しているので、飛行機に乗っていると普段より眼精疲労を強く感じる人も多いのではないでしょうか。
目の乾燥対策
こまめに目薬をさす
こまめに目薬をさして乾燥を予防しましょう。 たまに目を閉じて酷使しすぎないことも大切です。
コンタクトレンズは外す
コンタクトレンズ・保存液・洗浄液は機内持ち込み可能です。
乾燥対策【鼻】
鼻の中の乾燥も感染症の原因に
鼻の中の粘膜が乾燥すると、喉と同様に免疫機能が弱まり感染症のリスクが高まります。
鼻の中に違和感を感じたり、鼻血の原因になることも…!
鼻の乾燥対策
マスクで加湿するのも効果的ですが、直接ワセリンを塗ることもオススメです。
ワセリンを薄く鼻の周りや鼻の中に塗ることで、粘膜を保護することができますよ。
鼻の乾燥対策オススメグッズ
乾燥対策【髪の毛】
スタイリング剤をつけていない髪の毛は乾燥しやすい
何もつけていない『素髪』の状態だと水分が蒸発しやすく、パサついてしまい静電気やアホ毛の原因に。
ヘアオイルやスタイリング剤をつけておくことをオススメしますが、香りの強い製品は周囲の人に不快感を与えてしまう場合があるので、できるだけ無香料のものか香りが控えめなものを選ぶといいでしょう。
髪の毛の乾燥対策にオススメのグッズ
その他乾燥対策
濡れたタオルやおしぼりをテーブルに置く
自宅で加湿器代わりに枕元に濡れタオルを置いて寝ている人もいると思いますが、飛行機でもそのワザが使えます!
濡れタオルをテーブルなど近くに置いておくことで、近くが加湿されます。乾いたらトイレで濡らし直せばOK!
手持ちのハンカチでできるので、乾燥対策として一番お手軽です。
ペーパータイプの加湿器を持参する
持ち運び用ペーパータイプの加湿器なら電源が必要ないので、気軽に持っていくことができます。
ホテルでの乾燥対策にも使用できます◎
保温機能つきの水筒を持参しお湯をもらう
水筒は中身が入っていなければ持ち込み可能です。
機内でCAさんにお願いすると、水筒にお湯を入れてもらうことができますよ。
お湯の蒸気を顔に近づけて、鼻や喉に湯気を当てることで加湿効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
機内の乾燥で体調不良を起こして、せっかくの旅行が楽しめなかった…なんてことにならないように、万全の対策と体調で旅行を楽しんでくださいね!
いい旅になりますように!
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