・国際線の飛行機の中ってなにを着たらいいんだろう?
・飛行機の中って暑いの?寒いの?
こんなお悩みや疑問を解決できる記事になっています。
結論から先にお伝えすると、寒かったり暑かったりする機内では、体温理調節しやすい重ね着できる服装で行くのが正解です!
機内の温度は乗客である私たちではコントロールできません。私も海外旅行に行く時の少し長めのフライトでは、体温調節ができるような服装にして快適に過ごせるように工夫しています。
この記事でわかること
- 国際線に乗るときの服装は?
- 夏の日本から寒い国に行く時の服装は?
- 冬の日本から暑い国へ行く時の服装は?
- 飛行機の乗り継ぎ(トランジット)がある時の服装は?
記事前半では女性が国際線に乗る時にオススメの服装を、後半はさまざまな状況に合わせた服装や機内に持っていった方がいい持ち物を紹介しているので、ぜひ最後まご覧ください!
機内は極寒⁉︎暑い⁉︎重ね着で温度調節を!
機内の温度
国際線の機内は22度〜26度前後に設定されています。これだけ見ると適温のように感じますが、実際乗るともっと寒く感じることが多いです。
それではなぜ、機内の中が寒く感じるのでしょうか?
機内が寒く感じる理由
- 機内の湿度が低いため(同じ温度でも湿度が下がると体感温度が下がる)。
- 座席でじっと座っている時間が長いため。
温度調節できるような重ね着がオススメ
座席の位置や体質などによっても、同じ機内の中で寒く感じる人もいれば暑く感じる人もいます。
なので、寒さにも暑さにも対応できるような服装を選べば、快適に機内で過ごすことができますよ。
ゆったり締め付け感がない洋服を選ぼう
エコノミークラス症候群予防や、気圧の変化によるお腹の張り対策
エコノミークラス症候群の予防に加えて、お腹が普段から張りやすい人は特にボトムス選びは要注意です。
エコノミークラス症候群とは?
- 長時間同じ姿勢で座っていると脚の血液が流れにくくなり、血栓ができてしまう病気
- 最悪死にいたる場合もあるので、しっかり対策しておくことが必要
また機内の気圧の変化でお腹の中のガスが膨満してしまい、お腹が張って苦しく感じる人もいます。
スキニーパンツや伸縮性のないデニムはなるべく避けて、ゆったり締め付け感のないボトムスを選びましょう!
オススメの服装
じゃあ重ね着しやすくて、ゆったりした服のオススメは?
オススメは膝丈〜ロング丈のワンピース!寒くなったら上着を羽織ったりレギンスをかさねばきすれば良いから温度調節しやすいよ!
カップ付きワンピース
ゆったり感を重視して、インナーもカップ付きのものを選べば締め付け感ゼロ!
荷物や洗濯物も減らせて一石二鳥です。
ゆるめのレギンスや着圧ソックスを履けば簡単に防寒できますし、暑い国への渡航なら到着後トイレなどレギンスを脱げばすぐに移動することができますよ。
ジョガーパンツ
スカートよりパンツ派、だけどたくさんの人がいる場所でジャージを履くのは抵抗がある人もいますよね。
そんな人にはジャージよりオシャレ見えするジョガーパンツやサルエルパンツがオススメ!なるべくストレッチ素材のものを選べば機内でリラックスして過ごせます。
畳めるインナーダウン
おなじみUNIQLOのウルトラライトダウンをはじめ、畳んで袋に収納できるタイプのダウンは1着あれば防寒対策に便利です。使わないときはカバンに入れておけるところがいいですよね。
軽くて暖かいので、私はよく膝掛けがわりにも使っています。
フーディニジャケット
パタゴニアから販売されているフーディニジャケットのような、ダウンよりもさらにコンパクトに収納できるフードつきの上着もオススメです。
パタゴニアのフーディニジャケットはたった96gの超軽量・コンパクト・撥水性・耐風性に優れています。
極寒の地でこれ1枚は流石に無理ですが、薄くて重ね着しやすいですし、何より軽い!アウトドア用の上着ですが、飛行機の機内や街歩きなど様々なシーンで使えるので1枚持っていて損はありません。
日本の季節と逆の国へ行く場合
猛暑の日本の夏休み…涼しさを求めて寒い国へ行ったり、はたまたお正月休みに南国に行ってみたり。 日本と違う季節の国へ行く時、機内で過ごす服装をどうしようか迷いますよね。
夏の日本から寒い国へ行く場合
夏の日本から寒い国へ行く場合は、機内に着替えを持ち込んで到着直前に機内で着るか、到着ロビーのトイレで着替えましょう。
スーツケースの中にコートを入れてしまっていても、先ほど紹介したようなインナーダウンを機内に持ち込んでいれば、スーツケースが手元に戻るまでの間も寒さに震えることはありません。
冬の日本から暑い国へ行く場合
日本が冬の時に南国に行く場合ネックなのが、空港まで着てきたコートをどうするかということ。
スーツケースの中に入れると他の荷物を圧迫してしまうし、絶対に渡航先で着ないことがわかっているのに持っていくものちょっと邪魔に感じますよね。
そんな時は空港の手荷物一時預かりサービスの利用が便利です。 不要な荷物を預けて旅行に行くことができますよ。
成田空港の荷物一時預かり
衣類は1着につき5日まで1,220円、5日を超えて10日まで1,730円、以降10日前に630円加算。
引用:成田国際空港侵攻協会 空港のお客様に対する事業
他には…
いずれの方法も料金がかかってしまうので、身軽に旅を楽しむために必要経費と割り切れる人向けです。
飛行機の乗り継ぎ(トランジット)がある場合
飛行機の乗り継ぎ(トランジット)で次のフライトの時間まで数時間空港で過ごすことになったり、観光に行ったりすることもあります。
ここで気に留めておきたいのが、ロストバゲージやディレイドバゲージで荷物が受け取れないケースがあるということ。
ロストバゲージとは
・預けた荷物を紛失され、到着地に届かないこと。
ディレイドバゲージとは
・手違いで別の国に運ばれてしまったり、積み忘れなどで持ち主のもとへ本来の到着より遅れて届くこと。ロストバゲージよりも頻度が高い。
可能性は低いですが絶対に起こらないとも言い切れないので、一泊分の着替えやスキンケア、スマホの充電器なども一緒に機内に持ち込むことをオススメします。
フルキャリアサービスとLCCの違い
LCCではブランケットがわりになるストールや上着があると便利
フルキャリアサービスの航空機と違い、LCCではブランケットの貸し出しがありません。(あっても有料販売)
寒さ対策にブランケットや、ブランケットがわりになるようなストールがあると便利です。
寝ると体温が下がるので、機内泊や機内で寝て過ごす予定の人は防寒できるように対策しておきましょう!
注意したい服装
ワイドパンツ
飛行機の中のトイレは男女で分かれておらず、様々な年齢や国の人が利用します。場合によってはフライトの終盤になるとトイレの床がびしょ濡れだったり汚れていることも…。
ここで注意しておきたいのがワイドパンツです。
ワイドパンツはゆったりしているので機内で履くのに向いているように思うかもしれませんが、おろした時に床に付きやすい難点があります。
もしワイドパンツを履いていくなら、裾を折り込んだりしてトイレの床につかないように気をつけましょう。
シワになりやすい素材の服
綿(コットン)・麻(リネン)・レーヨンなどの素材の服はシワになりやすいです。
飛行機で長時間座っていると確実にシワが残ってしまうので、気になる方はシワになりにくい素材の洋服を選びましょう。
シワになりにくい素材はポリエステル・ナイロン・ポリウレタンなどの化学繊維です。
まとめ
国際線の飛行機で女性にオススメの服装を紹介してきました。
最後におさらいです。
長時間あまり身動きが取れない機内の中でも、できるだけ居心地良い時間が過ごしたいですよね。
機内の室温や気温は乗客である私たちではコントロールできないので、なるべく体温調節しやすい服装で長時間のフライトを乗り切りましょう!
良い旅になりますように!
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